ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

これならイケる。イチローの超美技はサービス監督の目に焼き付いた。

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マリナーズに復帰したイチロー選手が、復帰第二戦で初戦とは打って変わって溌剌としたプレーで44歳とは思えない存在感を示した。打っては4打数2安打のマルチヒットを記録し、守ってはあわやホームランのボールをフェンスギリギリでスーパーキャッチでマリナーズファンを沸かせた。とりわけ、マリナーズのスコット・サービス監督に与えたインパクトは今シーズンのイチローの出場機会を占う良い効果をもたらしたと言えるだろう。特に3回の守備でフェンスを越えようとしていたラミレス選手の大飛球をフェンスギリギリでジャンプ一番、完璧なタイミングでスーパーキャッチしラミレス選手のホームランを不意にしたイチローの「超美技」を、サービス監督は「完璧な嗅覚」だったと絶賛、その後に監督はイチローから「監督、僕にとってはルーティン(当たり前の仕事)ですよ」と言われたと話したのだ。「44歳で現役でいることすら私にはルーティン(当たり前)ではない。彼はその才能で他人の目を覚ますことができる」と年齢を感じさせないイチローのプレーに感嘆しきりだった。サービス監督の言う「他人の目を覚まさせる」というイチローの衰えを知らない実力は、まず監督自身を目覚めさせたということだろう。昨シーズンまでのマリーンズでは、イチローの評価はその身体能力よりはるか下の評価で出場機会も少なかった。マリナーズに復帰した今シーズンは、監督がその実力に目を覚まされて出場のチャンスを多く与えてくれるなら、イチロー選手はメジャーで有終の美を飾ることができるかもしれない。