ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

みんなで笑おう、「何でも鑑定団」ニセ茶碗の作者が名乗り出た。

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国宝として2点だけ現存する「窯変天目茶碗」を新発見したとテレビ東京の「何でも鑑定団」が放送してちょうど1年。ニセモノではという疑惑がくすぶり続けてきていたのにこの1年もの間、知らぬ存ぜぬで押し通してきた鑑定人のヒゲの中島誠之助氏とテレビ東京の番組スタッフ。その彼らが知ったら青ざめてしまう窯変天目茶碗のニセモノ作者が何と名乗り出てきてしまったのだ。スクープしたTBSテレビによると作者は中国福建省に住む女性陶芸家の李欣紅さん。友人から「何でも鑑定団」の画像が送られてきて「自分の作品」だと確信したのだと言う。茶碗の内側の模様は番組で「まるで宇宙の星雲」と評されたが実は李さんが筆で描いた模様だというから思わず笑ってしまう。しかも番組の中で鑑定士中島誠之助氏が2500万円と評価したこの茶碗、お土産品として1400円で売っているものだと言うからさらに大笑いだろう。陶芸家である李さんは「私も窯変天目茶碗を作りたいけど作れないので筆で描いたものなのに窯変天目茶碗と(番組で)鑑定されたのが不思議です」と語っている。ここまで白日の下に晒されてしまった「窯変天目茶碗のニセモノ騒動」。テレビ東京は三流テレビ局の汚名を晴らさぬままダンマリを通すとしたらご立派の限りである。鑑定した中島誠之助氏?まさに「イイ仕事をしてるねえ」という言葉を贈ってあげようではないか。