ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

7億円の豪邸に住む22歳YouTuberに冒涜された樹海自殺遺体。

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富士山の樹海で見つけた自殺遺体をYoutubeに動画投稿したアメリカのユーチューバ―が世界中の批判に晒されている。まだ22歳のローガン・ポールと言う若者はアメリカ国内で絶大な人気を誇るユーチューバ―で彼の投稿する動画のフォロワー数は1500万人を超えていると言う。Youtubeへの投稿動画で彼が稼ぎ出す年収は何と11億円以上とされ昨年秋には7億円の豪邸をロサンゼルスで手に入れたと言うから驚きだ。昨年暮れに動画のネタ探しのために日本へやってきたポールは、ピカチュウのぬいぐるみ姿で青木ヶ原の樹海を幽霊を見ようと訪れて偶然にも自殺遺体に遭遇したのだと言う。ここからが世界中の非難の的になったポールの行動だ。彼の頭の中に真っ先に浮かんだのは、死者に対する尊厳では無く「この遺体動画を投稿することでどれぐらいの稼ぎになるか」だった。金に目がくらんだ若者は遺体を接写しそれをYoutubeに投稿してしまったという訳だ。何とも浅はかで稚拙な判断だと呆れるが、この動画によって彼は1回の動画再生で得られる約0.1円に掛ける事の1500万人いや今回の動画であればそれ以上のフォロワー数が見込まれ莫大な収入が得られると思ったに違いない。道徳心よりも金・金・金がすべてのユーチューバ―、騒ぎになり慌ててこの動画を削除したYouTubeだが、再生回数がすべてというそのシステムの倫理観がいま問われている。ところでこの動画によるポール君の収入はと言えば規則違反の投稿のためゼロ、まさに欲にクラんで大失態をしでかしたという訳だ。