ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「バンザイ!」いい気になってるモンゴル横綱、誰がそれを許した?

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大相撲九州場所はこれまで日本人力士が成し得なかった前人未到の40回目の優勝で締めくくった横綱白鵬。土俵下での優勝インタビューの場で、同じモンゴル出身力士の日馬富士による貴ノ岩への暴行事件に触れ「膿を出し切って(2人のモンゴル力士を)再びこの土俵にあげたい」と独断的に言い放ったのだ。白鵬本人もこの殴打事件の渦中にアリながらこの発言、さらにインタビューの締めくくりには満員の観客をも巻き込んでのバンザイ三唱まで行って見せた。モンゴル出身の言いたい放題のこんな横綱を誰が作り上げたのか。相撲解説者の北の富士氏は白鵬前人未到の40回優勝に「笑ってる場合じゃない、こんなに独走を許していいのか」と怒りを込め「指導している各部屋の師匠・親方衆が考えないといけない」と日本人力士への危機感を訴えた。強いものが全ての相撲の世界で、ハングリー精神を持つモンゴル力士にどうしても勝てない日本人力士という構図はいつ終わるのだろうか。今回の日馬富士による「殴打事件」も日本の伝統的な相撲道などまったく意に介さないモンゴル力士だからこそ起こした事件と言えるだろう。強さが全ての相撲の世界であつても日本伝統の「礼節」を重んじられないモンゴル力士日馬富士相撲協会は先ず「引退」させて、いい気に成りすぎている横綱白鵬をはじめモンゴル力士達に「襟を正させる」ことが今一番に求められているのではないだろうか。白鵬の万歳三唱の場面を見ながら相撲界が忘れている「礼節」についてふと考えさせられた。。