ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

20秒誤差を謝った日本の鉄道、では飛行機の到着誤差は世界何位?

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先日、つくばエクスプレスが電車を定刻より20秒早く出発させたことについてHPで謝罪したことに海外メディアが一斉に驚いたという報道があった。乗り物の運行時間に厳しい取り組みをしていることで世界的に定評のあるニッポン。では、世界中を飛び回っている飛行機の運航時間の正確さでもニッポンが世界一なのだろうかと思ったら、意外にもそうでは無い事がアメリカの航空専門の調査会社「フライトスターツ」社の調査で判明した。この調査では主要な国際航空会社がどれだけ時間通りに到着しているかを調べランキングを発表している。運航会社のグループ会社も含んだ2016年度の「定時到着率」はJALが87.80%で世界3位、ANAは85.54%で世界6位だった。世界1位はオランダのKLM航空,2位はスペインのイベリア航空がランクインした。運行時間に厳しい日本の航空会社でも世界一になるのは難しい飛行機の遅延はどんな理由で起きるのだろうか。当然、一番の理由は強風や台風など気象状況の大きな変化による場合が大きいが、他に意外な理由として挙げられているのが「搭乗手続き」の時間ロスが原因となる遅延だと言う。搭乗口に乗客全員が辿り着くのに時間がかかってしまうとそれが遅延の大きな原因になると言う。世界中の空港で搭乗口へすべての乗客がスムーズに辿り着けるとは限らない。時間に厳しい日本の航空会社であっても世界中の空港を利用する中での「時間厳守」はかなり至難のワザのようだ。