ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

孫のアラベラちゃん。ピコ太郎より1枚うわ手の晩さん会デビュー。

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先日、中国の歴史的な建造物である故宮を使って催されたアメリカのトランプ大統領歓迎晩さん会の主役を演じたのは会場に設置された大型スクリーンに登場したトランプ大統領の孫娘アラベラちゃんが中国語で歌う中国国民歌「茉莉花」(モア・リー・ホア)だった。CCTVの中継画像ではこの映像を見て満面の笑みを浮かべとろけるような表情のトランプ大統領の顔がクローズアップされたと言う。中国の習金平主席もこの中国語の歌声を聴いて「すばらしい!(中国語の)レベルはAプラスだ」とトランプ大統領に賛辞を贈ったという。ところで大統領歓迎晩さん会の日本での演出はどうたったのか。1年前世界中のSNSで大騒ぎされたピコ太郎が何と出てきたのだ。彼の出席に首を傾げた歌手の和田アキ子がネットで猛批判を浴びたが誰が見ても確かにタイムリーな演出とは思えなかっただろう。しかもピコ太郎を出席させた理由がアラベラちゃんがPPAPを上手に踊る映像がYoutubeで話題になったからというすでに1年前の出来事が理由だった。そのアラベラちゃんは1年の間にすっかり成長してピコ太郎などすっかり忘れてしまい今や中国語に夢中なのだと言う。歓迎晩さん会の日中の趣向対決はどうやら中国側の圧倒的な勝利に終わったようだ。それにしても1年前の瞬間的なブームを引きずりながら晩さん会にのこのこ顔を出したピコ太郎。アラベラちゃんのように時代の変化についてゆく術も無く、やはり「消えゆく芸人」のひとりに過ぎないのだろうか。