男子競技のみが注目される世界体操で女子の床運動で日本人初の金メダルを獲得した21歳の村上茉愛選手。国際体操連盟も公式サイトで「マイ・ムラカミが(日本女子の金メダル)欠乏を終わらせた」と報じた。予選では総合1位で通過したのに決勝ではメダルにさえ届かず悔し泣きした村上。「個人総合でメダルを取れなかった(4位)のが悔しくて、今日は人生の中で一番良い演技を出せたのが嬉しかった」と言い「この大会でメダルを取れなかったら(3年後の東京オリンピックで)メダルは無理だと思っていた。調子を落とさずにやっていけば確実に五輪でメダルを取れると思っている」と力強いメッセージを残した。彼女が個人総合を予選1位で通過したのに決勝ではメダルにさえ届かなかった不思議、決勝で苦手の平均台での落下がその理由とされるが予選で1位だった選手が決勝でメダルさえ取れなかった事例が過去にあるのだろうか。昔から体操女子で良く言われてきている「日本女子のプロポーションによるマイナス点」が今回も審査員の印象点に影響を与えていたように思ったのは私だけだろうか。正直、テレビの画面で見る限り村上選手は日本人特有のズングリムックリのプロポーションだ。これではスリムな外国人女子選手と比較すれば演技の印象点は明らかに劣勢だろう。東京オリンピックまであと3年、彼女がライザップの指導で外国人選手のプロポーションに近づければもっと金メダルを量産出来るに違いない、とふと思った(笑)