御年95歳になる瀬戸内寂聴さんが新聞のコラムで「不倫騒動の山尾しおり議員の顔をテレビで観て目が離せなくなった」と書いている。「必死に涙をこらえた泣き顔の美しさに思わずこちらも膝を正していた。ハッキリした口調で語り続ける声や言葉は乱れることなく今にも崩れそうな表情よりも頼もしくしっかりしていた」と綴り、さらに(中略)「不倫も恋の一種である。恋は理性の外のもので、突然、雷のように天から降ってくる。雷を避けることはできない。当たったものが宿命である。山尾さんはまだまだ若い。これからの人生をきっと新しく切り開いて見事な花を咲かせるだろう。それを95歳の私は、もう見られないのが残念」だと結んでいる。寂聴さん自身の恋に生きた半生が山尾議員の今の姿にオーバーラップしたのかも知れない。寂聴さんはまた男女のSEXについてある雑誌でこう語っている。「人間は孤独だから愛する人を求める。愛したら抱擁したい抱き合いたい、これがSEXになるんですね。そうなっても結局は孤独、一遍上人のコトバに『生せしも独り、死するも独り』というのがある。心中したって死ぬのは独り、俗世で生きることはつねに独りであるということをわかっておくべき」だと自戒を込めて語っている。孤独のあまりSEXに溺れる道を選んだ山尾しおり議員、不倫の大先輩寂聴さんが51歳で出家したのに倣って、週に4日のSEX(驚)を断って尼になる事をぜひお勧めしたい(笑)