ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

レアルの次はバルサ大物を喰う柴崎岳はファンタジスタになれるか。

f:id:gunjix:20170917101226j:plain

スペイン1部リーグの「バルセロナ」戦に出場したヘタフェの柴崎岳選手がシーズン開幕からここまで無失点できていた強豪バルセロナのゴールに強烈な左足のダイレクトボレーを叩きこんだ。「ガク・シバサキはレアル・マドリードにしでかしたことをバルサ相手にもやってのけた」とスペインの「MARCA」紙が伝えた。昨年のクラブワールドカップレアル・マドリード戦で決めた2本のゴールもすべて左足、今回のバルサ戦でも柴崎の利き足である右足からのシュートではなく左足からのゴールであった点についても現地では大きな話題になった。「ゴールの形はどうであれ結果を残したかった。だから今日もゴールというポイントだけを見ていた」と試合後に語った柴崎選手。ヘタフェのボルダラス監督は「私はガクをできるだけゴールに近い位置で使いたい。彼にはエリアに入っていく力、ゴールを決める力がある」と絶大の信頼を柴崎に寄せている。柴崎が最前線で体を張って競り合いながらパスを受け遠目からゴールを狙う、今回のゴールの手前20メートルの位置から決めて見せたダイレクトボレーこそが彼のプレイスタイルの真骨頂なのだ。欧州に渡った多くの日本人選手の中でファンタジスタと呼ばれるほどの活躍をした選手は皆無である中、まだ25歳の柴崎岳がこれまでの日本選手には見られなかった攻撃スタイルでスペイン1部リーグで強豪レアルマドリードバルセロナを相手に大活躍してくれる日が来るかもしれない。バルセロナに初失点を与えた日本人ストライカー柴崎岳の今後のプレーに大いに注目したい。