ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

アフリカ全土を席巻した日本発のネットビジネスにGoogleが驚いた。

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東京・調布にある中古車輸出のEC(電子商取引)サイト運営会社ビィーフォワードに突然Google本社の副社長が訪れてきたという話題がニュースになった。なぜアメリカのGoogle本社が東京・調布の会社にわざわざ訪ねる程の興味を抱いたのか。その理由はアフリカの殆んどすべての国からこの日本のサイトへの集中的なアクセスがあり毎月のページビューが6000万を超えていたからだ。アフリカの国々で絶大な信頼を誇る日本の中古車市場に10年前に目を付けた元日産自動車のセールスマンだったビィーフォワードの山川社長、複雑な販売ルートを通さずにネットで「直接安く中古車を販売する」Eコマースのビジネスを開始してみたらアフリカの国々で中間搾取のない電子商取引を望んでいたユーザーに当たったというわけだ。創業からたった10年で年商500億円、現在では「ビィーフォワード」はアフリカの国々で「安心・信頼できる中古車」の代名詞にまでなっていると言う。山川社長が心掛けたのはネット販売であるが故に「誠意のある誠実な対応」つまり嘘をつかない、相手を軽く扱わない、要望にはなるべく応える、という日本では当たり前のビジネスのやり方を繰り返し・繰り返し行ってきたことがアフリカの多くの国々で「安心・信頼」を獲得できた要因だと語っている。世界的に定評のある日本の中古車の安心・信頼性の上に山川社長がネット販売者としての安心・信頼性をさらにプラスしたことがアフリカの国々でビジネスが成功した理由だろう。これからEC(電子商取引)ビジネスで世界に羽ばたこうと言う日本の若者にとっては大いに手本とすべき考え方である。