ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ヤンキース田中は上原・田沢のように「野球言語」を覚えるべきだ。

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ヤンキース田中投手がついに球団ワースト記録の6連敗を喫した。ホームラン一発病が止まらないのだ。どこか故障があるのではという問いに対してジラルディ監督は「球速が落ちたという事は無い、非常にいいスライダーやスプリットもあった、故障を示す点は何もない」と否定し「彼はこの3年間我々のエースだった。投球の仕方を忘れたわけでは無い、ただ球が安定してないだけだ」と田中投手を庇ったのである。このワースト記録をつくった試合の4回連続ホームランを浴び投手コーチが通訳を連れてマウンドへ上がった際、テレビの野球解説者が「野球言語を覚えろ」と通訳同行を批判したことが「人種差別発言」として田中の6連敗のニュースと共に大騒動を巻き起こしたのである。批判した解説者はこの野球言語発言を補足して「すごくシンプルな話だよ。(こちらへ来て)何年も経ってるのだから投手コーチとの会話ぐらい簡単に理解できるだろう」と未だ殿様気分でいるエース田中を批判したのだ。この騒ぎが拡大してネット上でも様々な意見が飛び交った。その中に「英語を理解しろって事じゃなくて野球に関する言葉ぐらい理解しろってことだよ。タナカは通訳が要らない位こっちに居るわけなんだから。ウエハラやタザワが通訳に頼っている姿を、一度も見たことはないぞ!」これはまさに的を射た意見である。田中程の鳴り物入りでMLBの投手になった訳では無い上原や田沢は通訳なしで優れた成績を収め続けているではないか。田中投手は、野球の原点に立ち返って自分を見つめ直し、「一発病」の泥沼から早く這い上がって欲しいものだ。