ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「神より有名になる」と19歳で誓ったマドンナ、今は子供の神様だ。

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1977年ミシガン州の田舎からダンサーを目指して19歳でニューヨークへ出てきたマドンナが、タイムズスクエアの前で「神より有名になる」と誓ったというエピソードは有名だ。ダンサーを手始めに歌手として女優として今や世界のトップスターにまで登りつめた感のある彼女の輝かしい経歴は言うまでもないことだろう。彼女が望んだ「神より有名になること」はすでに実現したかのようにも思えるのだが、エンターティンメントの歴史に残るだけの成功をおさめ文字通り功成り名を遂げたたマドンナは次に「神に仕える」道を選んだかのように見える。彼女がチャリティー活動に熱心なのは昔から有名で数多くの慈善コンサートを開催したり自ら慈善団体を設立し、ブラジルの募金活動で10億円を集めたというニュースもあった。また、アフリカの最貧国マラウイでのマドンナの慈善活動は有名であり、現地に貧しい子供たちのために小学校を建設したり彼女自身で4人の子をマラウイから引き取って養子にしている。セックスシンボルとしてのイメージの一方で信仰心のあついことでも知られるマドンナ。「沢山の夢を叶えた」と自分の人生を述懐しているように次は自身の夢では無く、不幸な星の下に生まれた子供たちの幸福を叶えようとしているのかもしれない。「人生を良くしたければ周りの人に良くすることよ」慈善活動の目的を聞かれてそう答えたマドンナは文字通り「神がかり」な21世紀を代表する大スターである。