ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

投手か打者か2刀流は不可とされる大谷翔平のメジャー挑戦。

 

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もし、ピッチャー大谷とバッター大谷が対戦したらどちらが勝つかというYahooニュースで今週末まで行っている意識調査はとても興味深い。きょう現在で36,519人の回答者のうち23,704人がピッチャー大谷が勝つと予想した。実に65%の人々が投手としての大谷を支持しているカタチだ。2刀流が売り物だった彼はメジャー行きが近づくにつれてどちらか一方のプレイに専念すべきだという声があがりつつある。何故ならメジャーは2刀流を絶対に受け付けないシステムになっているからだという。となると、今回のアンケート結果はそのまま大谷翔平のメジャーでの投手でゆくか打者でゆくかを占う格好の材料になるかもしれない。しかし大方の予測通り、メジャーに行くなら投手としての方が良いというデータがすでに存在する。過去に日本人選手が打者としてメジャーに挑戦した人数は14名、この中で打率3割以上を打ったのはイチロー松井秀樹のたった2人だけなのである、この結果受け入れ側のメジャー球団は打者としてはパワーが不足しがちの日本人バッターをあまり評価しない傾向にあるという。ならば、大谷より速い球を投げるのはカブスのチャップマン1人しかいないメジャーで、大谷は投手としてプレイする方を選んだ方が良い結果を残せるだろう、という大方の予測が正解という事になる。メジャーの他の投手に決してヒケを取らない上背を持ち、高いリリースポイントから投げ下ろす大谷翔平の144キロの高速フォーク=スプリットを打てる打者はメジャーではほとんどいないだろう、と多くのメジャーのスカウト達はすでに予言している。その大谷翔平の剛腕振りを、実際のメジャーのマウンドでアメリカの観客にぜひ見せつけて欲しいと日本人のファンとして今の内から期待してやまないのだ。