ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

富士山のバナジウム天然水が糖尿病に効く、と言う話がニュースにならないワケ。

 

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医者からあなたは糖尿病予備群といわれて、にわかに自分の血糖値が気になりだした。予備群の場合は、薬を使わずに食事療法という事になるのだが、合わせて血糖値を下げるサプリメントがあれば有り難い、と思った矢先に血糖値を下げる効果があるとされる富士山のバナジウム天然水に出会ったのである。しかし、その効果については厚生労働省は鼻から認めていない。水は所詮水であって薬効があるという判断こそおかしい、という論法である。信じる者のみ救われる、というわけでこのバナジウムについて少しばかり調べてみた。バナジウムとは火山層の地下水に含まれるミネラルの一種で、特に玄武岩の地層に多く含まれており、わが国では唯一富士山の玄武岩地層から汲み上げられる水にバナジウムが沢山含まれているのだという。伝聞ではあるが、このバナジウムは我々の膵臓から分泌されるホルモンの一種インスリンに似た物質でインスリンが体内で行っている血糖を抑制するのと同じ働きをするのだと言う。事実、いろいろな大学や研究機関が「バナジウムを飲むと血糖値が下がる」実証データを次々に発表してはいるのだが、世間一般に周知されるまでには残念ながら至っていないように思う。噂を耳にして飲んだ人だけがその効果を認めているこの「富士山のバナジウム天然水」。全国で300万人を超えていると言われる糖尿病患者の間で脚光を浴びる日は果たして来るのだろうか?