ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

台風一過、夏水不足だった貯水池はいまどうなってる?

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 今年の夏、貯水量が底を付きそうなダム湖のニュースがテレビ各局のニュースで報道されたのを覚えているだろうか?ニュースキャスターは深刻な顔つきで節水を呼びかけ、事の深刻さを伝えていたのだが、その渇水したダム湖はその後どうなったのかについてあれほど騒いだテレビ各局は一切報道していない。水道局のHPで9月の各ダム湖の貯水量を見てみると、ほとんどのダム湖の貯水量は90%~100%に回復しているのだ。この朗報をテレビ各局が報道しない不思議、どうやら、視聴者が心配になるような話は報道するが安堵する話は報道しても意味がない、ということなのだろう。我々が報道のいい加減さを感じるのは、報道したニュースのアフターフォローをおろそかにするこういった姿勢がテレビ局側にあるからである。リオのパラリンピックでまったく振るわなかった日本チームの4年後に向けての再建策をどうするのか、いま騒がれている豊洲市場の地下土壌の安全性が10年後にどうなったのかについての正確な報道、我々が本当に知りたいニュースが、正確に報道される日はいつになるのだろうか?その日がくるまでは、「ニュースは疑ってかかれ」という姿勢をずっと我々は保ち続けねばならない、まったく、しんどい話である。