ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

2023-01-24から1日間の記事一覧

「どうしようもない私が歩いている」山頭火のニヒリズム。

昭和初期の自由律俳句の俳人として知られる種田山頭火。1925年43歳の時に出家得度して各地を放浪しながら1万2000余りの句を詠んだ。彼の人生は不幸の連続だった。大地主だった父親の放蕩と破産、それを苦にした母親の自殺、神経衰弱による早稲田大学中退、弟…