ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

やったネ!米子松蔭の主将ツィート、ネット拡散で逆転勝利。

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高校野球鳥取県大会で優勝候補の米子松蔭高校野球部が、夏の甲子園大会出場を目指し、初戦に挑むはずだったが、学校関係者1人のコロナ感染が判明し、高野連の規定に則り、保健所と協議した学校が出場辞退を最終決定したため野球部は戦わずして夏の終わりを迎える所だった。ところが決定から一夜明けると、米子松蔭高校野球部の主将が⬆のような訴えをTwitterに投稿。「 試合もできずに、このまま終わってしまうのは、あまりにも辛いです。何とか出場する道を模索して頂けませんか?」という悲痛な訴えに野球部に試合をさせてあげたいと願う生徒たちが、野球部主将のツイートを拡散させようとさまざまなSNSに投稿、米子松蔭高校野球部の悲痛な願いがネット上に拡散して大騒ぎとなり、結果的に鳥取県高野連は、米子松蔭高校の不戦敗を取り消し、7月21日に境高校 対 米子松蔭高校の試合を開催すると発表した。大会への復帰出場について米子松蔭高校は会見を行い、「大会への復帰が認められたことについて関係機関そして高野連の配慮に感謝する」と述べただけだが、今回の一転再出場を実現できたのは野球部主将の1件のツィートと在校生徒達のSNS上での主将ツィートの拡散があったからこそだろう。米子松陰の教師たちは、再出場のためにTwitterやSNSを活用することを思いついた生徒たちを先ず褒めてあげるべきだろう。

 

小山田圭吾のイジメ、太田光「時代の価値観」発言のレトリック。

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爆笑問題太田光(56)が、TBS「サンデー・ジャポン」で、東京オリンピック開閉会式の制作メンバーの作曲家小山田圭吾(52)の過去の「いじめ告白」問題について「時代の価値観を知りながら評価しないとなかなか難しい」と述べると、ツイッターに「時代の価値観」のワードがトレンド入り。太田への批判の声が相次いでいる。 「いつの時代に弱いもの虐めはいいことなんていう時代があったのか、考えてみたことないの??時代じゃなくてお前らの価値観なんだよ」「その時代に青春時代を生きていた人間から言わせて貰えばその時代の価値観でも無条件で完全にアウトだよ」「いや、太田君の発言はある程度までは正しい。時代の制約はあるし、法を過去に遡って適用するのは不正じゃ。じゃが、小山田君のやったことはその時代の価値観に照らしても犯罪相当、道徳的にも容認できるものじゃない。それに尽きる。」など、「時代の価値観の違い」だと意味不明な言葉で事件の本質をはぐらかそうとした太田の発言に厳しい意見が挙がった。確かに、インテリ漫才師を気取る太田光は、意味不明なレトリック(言い回しを工夫して正しい発言と思わせる)を用いてしばしば聴き手を幻惑させている人物だ。彼の使うレトリックによるイイワケ発言を多くの人々が見抜いて、意味不明なワード「時代の価値観」をトレンド入りさせたと思われる(笑)

 

空に浮かぶ巨大な顔の気球、漫画「首吊り気球」をパクッた。

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東京の空に巨大な顔が突然現れた。国立競技場にほど近い代々木公園の上空に現れた人の顔(⬆上写真左)。SNS上では、「巨人がいる」「顔が浮いている 」などの声が相次いだ。実は、これ、1週間後に迫った東京オリンピックを文化の面から盛り上げようと企画されたもので、現代アートチーム「目」による「まさゆめ」という作品だ。年齢や性別、国籍を問わず世界中から広く募集した「実在するひとりの顔」を東京の空に浮かび上がらせたという。巨大な気球に人の顔を描く、というアイデアはなかなか面白いと思ったら、このアイデアは漫画家伊藤潤二のホラー漫画「首吊り気球」(⬆上写真右)のパクリだという話がSNS上で飛び交っている。「まさゆめ(製作者)の人は、中学生の頃見た夢がヒントとの事。ホラー漫画の巨塔伊藤潤二先生の『首吊り気球』を読んで寝たのだろうか」「東京の空に浮遊する巨大な顔、アート集団『まさゆめ』が伊藤潤二『首吊り気球』酷似で大不評「許可得てるの?知らないわけない」「首吊り気球という現代アートが伊藤潤二先生という時代に追いついた瞬間なのか!?」「アーティストが理由をあとづけする場合が良くあるが、まさにこれがその例だろう。というか、伊藤潤二先生の『首吊り気球』のリアル化にしか過ぎない。先行作品をちゃんと調べたのか、アートとは先ずそこからだろう」。日本のアートを代表する集団に起きた「パクリ疑惑、我が国のアートのレベルは、この程度のモノなのだろうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

ネガティブ思考のコロナ報道、「テレビが悪い」と古市憲寿氏。

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フジテレビの朝番組「めざまし8」で、コロナ感染拡大に伴う、世界各国の現状を比較した。ワクチンを2回接種した人の割合が47・7%のアメリカでは州によってマスク着用の義務無し、51・6%のイギリスでは規制廃止の方向。59・6%のイスラエルではマスク着用の再度の義務化が予定されているという。その一方で、日本は18・9%とワクチン接種率は低いが、100万人当たりの新規感染者数、重症者数(⬆上のグラフ参照)では、日本は世界42カ国の中で34番目と感染者数が極めて少ない国であることも示された。これを見たコメンテーターの古市氏が、「テレビが悪いんじゃないですか」と発言。コロナの特集などで、英米などのワクチン接種が日本よりも進んでいることばかりをテレビで取り上げることを例にあげ「でもそのイギリスとかアメリカよりも、日本の方がはるかに感染者数も重症者数も低くて。しかも今だけじゃなくてずーっと低く抑えられてきてる」と指摘。「結局みんな雰囲気でものごとを判断してて、雰囲気で『あの国いい、この国悪い』って言ってるだけ。ちゃんと数字を見て判断していくってことが大事」とテレビ報道が具体的、現実的にコロナの現状を分析報道する必要性について説いた。言われてみれば、コロナ感染率をずーっと低く抑えてきている日本、日本国民のこうしたガンバリをテレビ報道はもっと賞賛すべきではないのか。

 

「同窓会」出席や母校訪問は、脳のリフレッシュに役立つ。

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16万人の脳画像をこれまでに見てきた脳医学者の東北大学加齢医学研究所瀧靖之教授は、「過去を懐かしむことは脳の健康維持につながる」と説く。瀧教授によれば、認知症の進行を抑え、ストレスを解消し、幸福感を得るといった効用があるという。会話は脳の多くの領域を使うが、会話が減れば脳も衰えてしまう。特に定年後は、人づきあいも疎遠になりやすく、「他人としゃべらないこと自体が、認知症のリスクにもなります」と瀧教授は語り、定年後は、会話と回想が組み合わさった機会を積極的につくるようアドバイスしている。なかでも同窓会は、「人がつながりながら昔を懐かしみ、脳を元気にする」という理由で理想的な機会だという。同窓会と同様に思い出の詰まった母校を訪れてみるのも良い方法だという。学校によっては、卒業生の集える「カムバックデー」を設けているところもあり、これなら構内に入れる。あるいは、親戚の子の運動会や外部に開かれた学園祭の機会を生かすのも手だし、そもそも自分が学んだ校舎周辺を散策するのだけでも脳の健康維持に役立つという。久しぶりに自分が学んだ学校に行くと、自分がいた教室はもちろん、保健室、理科室、音楽室、図書館、体育館、さらには顔を洗った水道や休み時間に遊んだ遊具などを見たとたん、卒業以来ずっと忘れていた思い出があふれるようによみがえってくることで、脳の健康回復に役立つという。最近、脳の働きが鈍くなったな、と感じているあなた、久しぶりに自分が出た母校を訪ねてみては如何だろうか。

 

 

 

「大谷よ英語を話せ」有名黒人コメンテーターの日本人差別。

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米スポーツTV局ESPNの著名コメンテーターのスティーブン・A・スミス氏⬆が、人気番組「ファースト・テイク」のなかで、「通訳を介してメディアと話す外国人選手がいることは、ゲームに悪い影響を与える」「メジャーリーグがテレビの視聴者数や、球場の観客数を伸ばしたいと考えているならば、野球の顔である選手が、通訳を必要とするような人物であることは、助けにならないと思う」などと、大谷選手を名指しして、英語の話せないアジア人選手を嫌悪する発言をした。大谷選手と本塁打王を争う黒人選手ゲレーロjrも英語が話せずインタビューではスペイン語通訳付きで話ししているのにスミス氏は大谷だけをなぜ批判したのか。この発言はすぐにSNSで問題となり、ジャーナリストたちからも不適切だと指摘され、スミス氏はあわてて自身のツイッターを更新、謝罪文を投稿した。「私はアジア人のコミュニティ、そして大谷翔平選手自身を怒らせるつもりはありませんでした。私はアフリカ系アメリカ人として、固定観念がこの国の多くの人々に与えてきたダメージを痛感しています。私は過ちを犯しました。今の時代、アジア人コミュニティに暴力が振るわれているなか、私のコメントは、意図的ではないにせよ、明らかに無神経で残念なものでした。他に言いようがありません」。米国でアジア人に対して人種差別の暴力を振るっているのはこのスミス氏と同じアフリカ系アメリカ人、白人ではなくマイノリティ(有色人種)による言葉や暴力によるアジア人への人種差別が依然として後を絶たない米国の社会状況には、実にやりきれない思いがする。

オールスター勝利投手に大谷翔平、試合前ゴミを拾ったから。

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全米オールスターに「1番DH」で出場し、特別ルールで1回裏の先発マウンドにも上がったエンゼルス大谷翔平投手(27)⬆。夢だった球宴マウンドに先発した大谷投手は、1番フェルナンド・タティス内野手(22=パドレス)から始まる強力打線を相手に14球、3者凡退に退け、先発投手が長いイニングを投げないオールスター独自の規定で「勝利投手の権利」を持ったまま降板した。その後、ア・リーグは2回に先制、リードを保ったまま試合が終了したため、先発投手の大谷翔平に勝ち星が転がり込んだのだ。大谷投手にしてみれば「案の定」の勝利だったに違いない。なぜなら、試合開始前、大谷はブルペンでの投球練習を終えてベンチに向かう際、グラブを外して屈むシーンがあった。グラウンドにゴミが落ちていたので、自然な動作でそれを拾うと、尻ポケットに"回収"していた。NHKのテレビ中継でこのシーンが映されていてご覧になった人も多いだろう。 全米オールスターという大舞台でも、大谷投手は、「ゴミを拾う」という運を味方につける"ルーティーン"を実践したのだ。大谷は高校一年時、目標達成シート(マンダラチャート)に「ゴミ拾い」を掲げていた。 シートには自分の夢を叶えるため、「体づくり」「コントロール」「メンタル」などの必要項目を列挙し、その一つに「運」を味方にするために「ゴミ拾い」を意識すべき事を挙げていた。そして夢の大舞台、ゴミを拾った大谷翔平に勝利の女神が微笑んでくれたのだ。