ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ニューヨーク・タイムズが、映画「鬼滅の刃」観客殺到をうらやんだ。

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映画「劇場版 鬼滅の刃 」が公開から3日間で342万人を動員し、興行収入は46億円を超え、ディズニー映画「アナと雪の女王2」の19億4205万円という記録を大きく塗りかえた。コロナの状況下での日本における映画への観客動員数に、米ニューヨーク・タイムズ紙がうらやんだ。「アメリカでは、映画館が開いているとすれば、空席の海の中で作品が上映されるだろう。しかし日本では、とあるアニメ映画が、日本史上最大の週末興行収入を記録した。この映画の成功は通常の状況下でも異例と言える水準だが、現在のコロナ禍においては特別な意味があり、混雑した空間で見知らぬ人達と共に長時間座っていても、安全だと感じられるようになれば、観客がいかに早く映画館に戻ってくるかを示している。日本では強制的なロックダウンは行っておらず、マスクを着用しなくても罰金は科されない。国の啓発キャンペーンは、マスクを着用し、頻繁に手を洗い、当局が「3密」と呼ぶ物に重点を置いた。そして、国中の人々が積極的にそれらを守っていた。日本は新型コロナの感染者と犠牲者を少なく抑えており、欧米では再び感染が急増している一方で、東京では少なくとも表面的には日常がほぼ正常に戻っている。日本の政治家たちにとってこの(鬼滅の刃の)驚くべき興行収入は、日本が今回のパンデミックを乗り切り、経済を立て直そうとしている事実を示すバロメーターとなった。22歳の日本人女性は『コロナが落ち着いた9月から映画をまた観るようになりました』と言い、次のように語ってくれた。『人々が適切な予防策を講じている限り、感染を心配する事はありません』。ニューヨーク・タイムズがうらやんだ日本のコロナ感染者が世界に比べて少ない社会状況。かつてPCR検査数が少な過ぎると世界の国々からバッシングを浴びた我が国にとっては「溜飲が下がる思い」だ。

 

 

「出世したくない若者」批判に、若者たちが反論した。

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昨年に行われた20代の若者層の出世欲に関する調査で、「役職にはつきたくない」「出世はどうでも良い」と回答した人が全体の約23%に上った。これは11年前の2009年に行った同じ調査で「出世に興味がない」人数の回答者数16.2%を 6.8%も上回っている。年々出世欲が失われてゆく日本の若者世代の「サラリーマン意識」について、2ちゃんねるに「なんで若い人みんな出世欲なくなったんだ?」というある企業人からのスレッドが立った。それにリプライした当の若者たちからのさまざまなナマの声が興味深い。「上司を見ててアレになりたいとは思えない」「課長で役職手当て14000円、誰がなりたいのか」「出世する程帰れないのわかってるからなぁ、定時死守するためには仕方ない」「昭和は情熱的な人間が多かったらしいな、今は、まったり系が主流だぞ」「なりたいと思う環境を作れ」「若者の士気を上げるのも管理職の腕次第」「バブルの頃のような給料貰えるならみんな頑張るよ」「いくら頑張っても昇給幅が1年で1万円とかだかや」「年収でマウントとる時代は終わった、今はどれだけ幸福か、だよ」「出世欲ない奴だらけの会社って人事部も無能なんだろうなと思う」「部下と上司の面倒みて、ほぼ最前線で働いて、全責任おっかぶされて、役職手当て1万円とかでしょ、馬鹿すぎる」。かつてバブルがはじけた頃、「モーレツからビューティフルへ」と 時代を先取りしたキャッチコピーがあった。会社に就職したら出世したいと考えるのが当たり前だった昭和時代と違って、令和時代の今のサラリーマンは、出世よりも「心の豊かさ」を求めている事を、企業は社員の出世欲の無さを嘆く前に、認識すべきだろう。

 

 

「白ヒゲのおじいさん」あれはダヴィンチの自画像ではなかった。

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天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチの『自画像』といえば、白ヒゲを生やしたおじいさん(⬆上写真左側)というのが常識とされ、我々も教科書などで馴染んでいる自画像だ。伝承ではこのドローイングをレオナルドが描いたのは58歳〜60歳ごろといわれるが、この顔はどう見ても80歳ぐらいに見えることから「自画像ではないのでは?」と古くから疑問視されてきた。そんな中、今から12年前の2008年にイタリアの美術史家が、ダヴィンチが描いたと思われる古い自画像を新たに発見した(⬆上写真右側)。この美術史家は修復士らとプロジェクトを作り、これがダ・ヴィンチが描いた自画像かどうか科学的な調査を入念に行った。使われた顔料、絵の土台である板の材質の特定(ポプラと判明)、木が存在した時期(炭素14法による年代測定)、弟子のメルツィが1515年頃描いたダ・ヴィンチの肖像画との比較など、その中で決め手となったひとつは、裏板にダヴィンチにしか書けない鏡文字(裏返しの文字)を発見したことだ。“Pinxit Mea”とラテン語で書かれており、これは、下手なラテン語で「彼が私自身を描いた」と文法がデタラメでラテン語の素養があまりなかったダビンチの筆跡と特定された。筆跡鑑定によっても、この文字がダビンチの手稿の文字に酷似していることもわかった。さらに、「肖像画」に残された指紋(絵の表現の一部に指を使って描いた跡があり画面に指紋が残されていた)を調査し、その作者の親指の指紋を再現。これがダビンチ作とされている他の作品「白貂を抱く貴婦人」から発見された指紋と一致したことが判明した。ほぼダヴィンチの描いた自画像と特定されたこの画像、これまでダヴィンチの自画像とされてきた「白ヒゲのおじいさん」よりはるかにハンサム(ダヴィンチは美男子としても有名だった)で若く見え、より信憑性の高い「自画像」と言えないだろうか。

 

コロナ後のトランプ氏、ステロイドで頭おかしくなった。

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コロナに感染しわづか3日間の入院で退院した後、トランプ氏はコロナ危機対策として、約170兆円の予算措置を提案したが、民主党のペロシ下院議長との折衝が難航、するとトランプ氏は「民主党との交渉は大統領選挙後まで延期する」と一方的に話し合いを打ち切ってしまった。これに対し、怒り心頭のペロシ氏は、「強いステロイドのせいで、大統領の心理が侵されているのではないか」と強く非難した。ペロシ氏が言うようにトランプ大統領は、コロナ感染からわずか3日で退院するために、強いステロイド剤を使用した。強いステロイド剤には精神の高揚や落ち込み、さらに認知障害などの副作用があり、大統領として正常な判断ができるのかどうかに疑問が生じる。これは、アメリカと世界にとって選挙戦よりも重大なテーマである。なにしろ人類を滅ぼすだけの核ミサイルのボタンを今もトランプ大統領は握っているのだから。ステロイドは、副腎(両方の腎臓の上端にある臓器)から作られる副腎皮質ホルモンの1つで、ステロイドホルモンを薬として使用すると、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用があり、さまざまな疾患の治療に使われている。しかし、副作用も多いため、注意が必要な薬なのだ。トランプ氏のコロナ感染3日間の投薬治療は通常行われるものとは大きく異なり、強ステロイド剤であるデキサメタゾンを始め、まだ治療効果が実証されていない「ポリクローナル抗体カクテル」が投与され、さらにコロナ感染症治療薬として認可されたレムデシビルは複数回使われた。その他、亜鉛、ビタミンD、ファモチジン、メラトニン、アスピリンを毎日服用しているという。こうなると、ステロイド剤の影響がどうこうという以前に、クスリ漬けのトランプ氏が世界で最も過酷な大統領選挙戦を戦う健康状態にはないことは明らかだろう。

「TVで意味を探してるのはおっさん・おばちゃん」とマツコ。

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マツコがテレビ番組で、23歳の若い番組カメラマンから勧められたYouTubeを観た感想について語っていた話が面白い。「どうやって見たらいいか分からないチャンネルだったわ」「年の差をものすごい感じたわ」と、あまり面白さが理解できなかったと語り、その挙句に「辿り着いた結論があるのよ、(YouTubeで)意味を探してる時点でおっさん、おばちゃんなのよ」と話し、「今のテレビって、意味を探して、意味をひけらかすわりには、大したことやってないじゃない?」「若い子はもっと勢いだとか、空気感を(YouTubeで)見てるのよ」「あたしたちね、水アカのようにこびりついてるのよ。意味探しが」と嘆いてみせたのだ。確かに、マツコが言うように大人世代は、テレビを見る場合、それが、どんな目的で、どんな意味があるのかをまず考える。そういう視点でYouTubeの動画を見ると、目的や意味が「不明」な動画が数多くあふれている。つまり、テレビを見る感覚でYouTubeを見たおっさん・おばちゃんの世代にとっては、「良くわからん」という話になってしまう。マツコが言う勢いや空気感で映像を見るというのは、言い換えるとフィーリング(感性)で見るということだ。「面白ければいい」「楽しければいい」なぜそこに「目的」や「意味」を求めるのか?マツコが言う「意味を探して、意味をひけらかす」テレビの映像づくりが、若者がテレビ離れしてしまったひとつの原因なのかもしれない。

 

ホリエモンは「ダッサいな」、ゆきぽよのまっとうな意見。

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実業家でタレントのホリエモンがマスク不着用の同行者とギョウザ店に入店しようとしたところ、マスク着用を要請した店側とトラブルに。堀江氏がSNSに「マジでやばいコロナ脳。狂ってる」とつづった後、同店にいたずら電話などが殺到し、店は休業に追い込まれた事件。関西のテレビ番組に出演したグラビアアイドルゆきぽよ(23)が「このご時世、マスクするのが当たり前じゃないですか?それなのに、『マスクを付けるルールを聞こうとしただけ』とか、中学生みたいなことを言って。なんかちょっとダッサいな、堀江さんが」と批判した。同席した元衆院議員でタレントの東国原英夫(63)氏は、かつて堀江氏が元日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告の国外逃亡を「称賛」したことに反対意見を示したところ、堀江氏の支持者から猛反発を受けたという。「僕は『あれは問題あるんじゃないか』と言ったら、ものすごかったですよ」と振り返り、「何か言って、堀江君が反対したら、“信者”たちが来るってことを彼は知ってる」と語り、今回もSNSに数百万のホリエモン支持者の存在を把握した上での行動だと指摘、「今までいろんなところにクレームを付けたんだけど、みんなが寄ってたかって(彼の)支持者が行くわけ。その構図を知ってるんだよ、この人は。堀江君はやりすぎだと思う」と、お店を休業にまで追い込んだホリエモンのやり方を批判した。かつてプロ野球球団近鉄やラジオ局ニッポン放送の「乗っ取り」に失敗したように、ヒールになることを目指しているホリエモンができるのは、小さなギョウザ店を休業させることだけのようだ(笑)

口に出しては言いにくい、女性の「Hの不満」ランキング。

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アダルトグッズ販売のTENGAが、20〜30代の女性を対象に「彼に対するHの不満」についての調査を行った。その回答結果についてウェブマガジ「美人百花デジタル」が紹介している。パートナーとのHに満足しているか否かは、カップルにとってとても重要な事柄、100%満足していれば問題ないけれど、なかには不満を感じている女性も結構いるようなのだ。回答を得た項目をランキング形式で見てみると、第1位は前戯のテクニックが合わない(38%)、第2位は回数が少ない(34%)、第3位は雰囲気作りがうまくない(24%)、第4位はイクのが早い(12%)・回数が多い(12%)、第5位はイクのが遅い(10%)・Hの時間が長い(10%)・Hの時間が短い(10%)だった。自由回答では、「相手が淡泊なので、回数が少ない。前戯が短い(女性30代)」や「正直、気持ちよくない(女性30代)」などの赤裸々な回答があったという。SEXに対する考え方が昔に比べてオープンになった21世紀を生きる女性にとっても、こうした口に出せない悩みは尽きないのかもしれない。この調査を紹介した「美人百花デジタル」では、記事の中で「彼とのHに不満を持っている方は、パートナーに正直に伝えれたらいい」と女性たちにアドバイスしているが、そこは他人には計り知れないパートナーとの関係、「たかがH、されどH」女性たちは勇気を持って相手に「不満」を口に出せるだろうか(笑)